禅寺小僧

日々の記です。

On the road,


                        
                        
                        

道の上を右往左往、這いずりまわる、
只ただ、ジッとしていられなくて、用があっても、なくても
自転車に乗ったり、バイクだったり、時には歩きであったり、
何をするというわけでもない、旅を渡り歩いているようなものだった。
                            
                         
                     
  
                     東独時代の道はこんなの。
                     舗装は車輪の所だけ。
                                   
                               
                          
                              
先立つものが、もちろん、無い、から、
アルバイトをしながらというのが多かった。
この点は今も変わらんのかもしれないナ、
よく考えてみれば。お寺のおかげだな。
「人はどこまで行っても、道の上から先はいけないのだ。」
と、考えていた。人が移動できるのは道の上だけで、
そこから先の、山や原野、家には入ることはできない。
道の上の移動だけで、そこから先は進入禁止だった。
流離の旅の人として 道問う程のこと 言い置きしのみ
と誰かが言ったが、
そんな旅じゃなかったか。
                                                     
今回は、旅行く先々で、出会う人々に、両手に有り余る、
望外かつ親身溢れる親切をいただきました。
                
               
              
どうも、
ありがとう。                  
                 

                       
                       
                        
                    
ドイツのはなし、終ります。        
                 
                 
             
せ。